卒業式のスピーチ例文 -2




【中学校卒業式の来賓祝辞例文】

皆さん、ご卒業おめでとうございます。
ただ今ご紹介に与りました□□と申します。私も皆さんと同じ□□中学校の卒業生ですので、先輩としてお祝いのご挨拶をさせていただきます。
皆さんは、卒業記念としてサイン帳を書いたりしてますか。私の卒業式のときには、式のあと、その図書館前の中庭で、同級生の女の子数人から突然サイン帳を渡されました。口を利いたこともない子達だったのですが、一冊一冊、丁寧に書きました、イラスト付きで。沈丁花の香りをかぐと思い出してしまう、ほろ苦い記憶です。
四月になれば、皆さんはそれぞれの高校へ通うことになるのでしょう。春は別れの季節ですが、同時に出逢いの季節でもあります。新しい学校では、数え切れないほどの新しい出逢いが待っているはずです。
クラスメイトや部活の先輩、そして先生方。すぐに憧れの先輩や尊敬できる先生に出逢えるかもしれませんね。素晴らしい人との出逢いは、自分の視野を広げてくれて、より大きな人間へと成長させてくれます。
また、高校生になって新しい教科を勉強すると、文学・学問や社会への目が開かれて、直接会うことができなくても、本の中で素晴らしい人物と出逢うこともあります。
高校生になったら、教科の学習ももちろん大切ですが、そういう素晴らしい出逢いがたくさんあるように、部活や生徒会活動などに積極的に参加し、色々な新しいことに関心を持って自分で勉強してみてください。きっと、実り多い高校生活になると思います。
サイン帳の思い出話から脱線して、つまらないお話になりましたが、皆さんのこれからのご成長とご活躍をお祈りいたします。
ご卒業、誠におめでとうございます。

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