結婚式披露宴の友人スピーチ例文 -2




今でも、沙織さんが私のことを初めて「お兄ちゃん」と呼んでくれた日のことを、よく覚えています。彼女が学校で捻挫をして、私が駅から鈴木さんのお宅まで背中に負ぶって行ったときのことです。蒸し暑い梅雨の日でした。傘を差しながら背中で「お兄ちゃん」と呼ばれて、本当の妹が出来たようで、うれしさと気恥ずかしさで汗びっしょりでした。

一方、高橋さんも旧知の仲であり、ライバル校のスクラムハーフで、何度も対戦した強敵でした。一緒に全日本の強化選手に選ばれてからは、一番信頼できる友としてお付き合いをさせてもらっております。二人が今日のこの日を迎えたことは、本当に感無量です。

高橋さん、沙織さんといい家庭を作ってください。沙織さん、君は学生のときまでは、とても甘えん坊でした。でも、これからは高橋さんのいい奥さんになってください。二人とも、どうぞお幸せに。



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