スポンサードリンク

スピーチの例文をお探しですか? 当サイトでは、シーン別にスピーチの原稿の書き方のコツと、ネタになる例文を紹介しています。スピーチの原案にお役立ていただければ幸いです。

スピーチの基本

スピーチの基本

スピーチの基本は、第一に、誠意をこめて話をすることです。どんなに美辞麗句で飾り立てても、気の利いた巧みな話術で語ろうとも、誠意がこもっていない話は目の前の聴衆に見透かされるものです。むしろ、「この人は場慣れしている」、「口の上手い人」などという具合に、感心されながらも冷ややかな目で見られてしまいます。

聴衆の面前やテレビカメラの前でスピーチすることを職業としている人、あるいは企業などで高い地位にある人ならともかく、一般の人は、上手にスピーチしようとか、ハウツー本にある作法やテクニックを律儀に真似しようなどと思わない方が賢明です。返って、自分の言葉を失って失敗します。目の前の人たちにどうか聞いてくださいという気持ちで謙虚に語りかけることが、肝腎なことなのです。

スピーチの基本として次に大切なことは、テーマをよく考えて決めることです。この場合のテーマは、換言すれば、自分が伝えたいことです。どんな話題をどんな風に話そうかと考える前に、まず、自分が何について話すべきかを具体的に把握してください。スピーチを自分に依頼した人が自分に対して何を求めているのか、式場やイベントの場で自分のスピーチはどういう意味があるのか、といったことを考えてみれば、その答えは自ずと出るはずです。

そうして具体的なスピーチのテーマを絞り込むことが出来れば、もう大丈夫です。今どきのスピーチは5分を超えるものなどほとんどありません。無粋と思われる前に、数分で切り上げるのが理想ですから、ひとつのテーマで、上手く伝わるように話を組み立てましょう。

▲このページのトップへ