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「好きなもの」がお題のスピーチの例文

「好きなもの」がお題のスピーチの例文(1)

私が好きなもの、それはなんと言っても「自分自身」です。
こう言ってしまうと、「アイツはナルシストなのか?」とか「気持ち悪い!」と思われるかもしれません。しかし、私は自分が好きな物は何かと聞かれたら必ずこう答えるようにしています。

皆さんは自分のことを好きですか?それとも嫌いですか?人間は誰だって完璧ではありません。私ごときが言うのも何ですが、万人から等しく愛される完璧な人間などこの世に一人として存在しないと思います。そして、自分という人間の歴史を振り返ってみれば、これは私の場合ですが、人に話すのも憚られるような過去ばかりで辟易とした気持ちにすらなります。

しかし、そんな自分だからこそむしろ大好きですし、愛しているのです。人を愛するという事はそれ即ち許すという事です。自分を許せない人間が他人を許すことができるでしょうか。自分に厳しく、他人に優しいのは確かに一つの理想かもしれませんが、それでは人はいつか疲れ果て燃え尽きてしまうのではないでしょうか。

私は自分を愛し、人を愛し、自分を許し、人を許します。少なくともそうありたいと常々心に思っているのです。

他人に厳しくするための免罪符として形ばかりの自分への厳しさを演出している人間がとても多いように思います。特に最近そういった社会の風潮を感じるのです。

努力なんかしなくていい、怠けろ、などと言うつもりはありません。しかし人に優しくあるために自分にまず優しくしてみてはどうでしょうか。そのためにはまずは自分を好きになること。自分を愛すること。自分を許すことが大切だと思うのです。

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「好きなもの」がお題のスピーチの例文(2)

殺伐とした現代社会ですが、多くの人に等しく与えられた幸福といえばやっぱり「食べる事」ではないでしょうか。というわけで、私の好きなものは「食べること」です。名詞として挙げるのであれば「バイキング」ですね。いわゆる食べ放題のことです。

バイキングには皆さんよく行かれますか?私は毎週行きます。バイキングは本当に素晴らしいですよ。私なんかは例えば肉は1kgの塊ですらぺろりと食べちゃうような人間ですからコストパフォーマンスの面から考えても最高です。

バイキングをやっているお店はこの近所だけでも10件以上知っています。興味のある人は後から教えますから声をかけてください。後悔させません。

さて、バイキングをこよなく愛する私ですが、バイキングで許せない事が一つだけあります。それが「食べ残し」です。アホみたいな量をガバガバと皿に盛ったはいいものの、結局食べずに大量の残飯を出す人というのが少数ながら一定数存在するのです。店側も客商売ですからそういったお客さんにも特に文句は言いませんが、私は内心腹わたが煮えくり返る思いです。

バイキングというのは食べ物で遊ぶ場ではありません。料理や食材、料理人に対しては常に敬意を払わなければならないと思いますし、それは高級フレンチ店だろうがバイキング店だろうが何の違いもないはずです。

生きることは食べること、そして「自分は生かされている存在なんだ」と実感できる場こそがバイキングなのです。皆さんもバイキングにどんどん行きましょう!

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